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高い声を出す為の筋肉
どうも、ボイトレングスです(^^)
歌、と言うか発声、声を出す事は声帯を含めて全て筋肉によって作られます。
歌っている時だけじゃなく、普段喋っている時にも
喉の筋肉が使われて声が作り出されているわけです。
声を出す時には喉の様々な筋肉が同時に働いているわけですが
高い声を出す時に特に重要となる筋肉があります。
それが”輪状甲状筋(りんじょうこうじょうきん)”と呼ばれる筋肉です。
のどぼとけのある骨を甲状軟骨、
その下にある指輪のような形をした骨を輪状軟骨と言います。
この二つの骨を繋ぐ筋肉が輪状甲状筋です。
以前の記事で、高い声を出せるようになる為には
『裏声を鍛える事』と書きました。
裏声(ファルセット)でどんどん高音部にいくにつれて
輪状甲状筋の働きにより声帯が引っ張られる事となります。
ギターやウクレレ等の弦楽器の弦は強く引っ張られ、
張力が強いほど高い音が出ますよね。
声帯も同じ事です。
裏声を鍛える事により、この輪状甲状筋が鍛えられ
声帯を引っ張る力が強くなります。
輪状甲状筋の筋力が弱いとミックスボイスも上手く出来ません(^^;)
高い声を出すために非常に重要な筋肉なんです。
元々高い声が出る人は、自然に輪状甲状筋が使われていて
鍛えられている人と言っても良いのではないでしょうか。
ではでは、また
納豆、めかぶ、オクラ、山芋…そしてヨーグルト
どうも、ボイトレングスです(^^)
タイトルに書いた食べ物の共通点は何でしょう?
正解は喉にいいもの、です
納豆やめかぶ、オクラや山芋等のネバネバ、ヌルヌルした食べ物には
『ムチン』と言う成分が含まれています。
ムチンとはタンパク質と多糖類が結合した粘性物質…
と、難しい事はさておきこのネバネバ、ヌルヌルが
喉の粘膜を粘膜をガードしてくれる働きがあるそうです(^^)
だからって言うわけではないですが僕はこれらの食材を
好んでよく食べています。
単純に好きだから、と言う理由でもあるんですが(笑)
そしてヨーグルトですが、腸内環境を整える効果があるのは
言わずもがな。
でもそれだけじゃなく、体内の粘膜を細菌から守る、粘膜を丈夫にする
効果があるんだそうです。
もちろん喉の粘膜にも良い作用をしてくれるので
喉を痛めた時なんかはこれらの食材を積極的にとるように
してみるといいかもしれませんよ(^^)
これから花粉の飛散が増えるので、歌を歌う人にとっては
あまり嬉しくない時期がやってきます(^^;)
当然ですが花粉症で粘膜の荒れた状態では
歌のパフォーマンスも低下してしまいます
って言うか、くしゃみや鼻水が止まらない状態では
歌を歌うどころではないですよね
喉にいい食べ物で粘膜をガードして、楽しく歌えるよう
コンディションを整えましょ〜(^^)
ではでは、今日はこの辺で
初めてのボイストレーニング教室、その後…
前回の記事、『初めてのボイストレーニング教室』の続き
初めて通ったボイストレーニング教室で思うような成果が出ず、
僕はしばらく落ち込んでいました
やっぱり歌って才能なのかな…
いくら頑張っても才能のない人間は上手くなれないのかな…
もう歌が嫌いになりそう…
そんな事ばかり考えていました。
でもやっぱり歌が上手くなりたい!!
もしかしたら通った教室が自分に合ってなかったのかも?
そう思った僕は色んなボイトレ教室を試してみる事にしたんですが…
結果から言うと「これでお金とるの?」と言うような
ボイトレ教室も結構ありました。
お決まりの腹式呼吸をマスターすれば高い声が出るようになるとか
高い声じゃなくても自分の魅力的な声で歌えるキーで歌えばいいとか
まずは歌の心を理解しましょうと言われて
ひたすら歌詞の朗読をやらされたりしたところもありましたね(^^;)
そうして10以上の教室を巡り巡って最後に辿り着いたのが今の教室です。
今僕が習っている先生はオペラの発声法を元にした
トレーニング方法を用いて分かりやすく指導してくれて、
今までのボイトレ教室では感じる事のできなかった「手応え」
のようなものを感じさせてくれました。
あ、ちなみにオペラの発声法を元にしたトレーニング方法
と言ってもオペラ声で歌ってるわけではないですよ(笑)
ではでは、今日はこの辺で
初めてのボイストレーニング教室
どうも、ボイトレングスです(^^)
僕が初めてボイトレ教室に通ってみようと思ったのは24〜25歳の頃でした。
それまではずっと独学でやってました。
ちなみに独学でボイストレーニングを始めたのが16歳の頃。
でも一向に高い声が出せるようになる気配も無いし、上手くもならない…
このままじゃ埒があかない!よし、ボイトレ教室に通ってみよう!
ある日そう思ったのです。
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そして初めてのボイトレ教室。
僕は講師の先生にレッスンの目的を聞かれたので
「高い声を出せるようになりたいです」と伝えました。
で、歌えるようになりたい歌を持って来るように言われていたので
AEROSMITHのI don' want to miss a thing(アルマゲドンの曲ですね)
を持って行きました。
とりあえず歌ってみて、と言われたので
CDに合わせて歌ったところ
高い声が出ない…裏返る…苦しい…
それはそれは酷い有様でした(^^;)
歌い終えた後、講師の先生に
「うん、わかった。とりあえずキーを下げよう」
「最初は低いキーから初めて、徐々にキーを上げていこう」
「まずは腹式呼吸から始めよう」
「腹式呼吸が正しく出来れば高い声も出せるようになるから」
みたいな事を言われたのを記憶しています。
僕は半信半疑でしたがボイトレ教室の先生が言うなら間違いないか…
と思い半年以上真面目に言われたメニューをこなしました。
そしたらある日突然高い声で歌えるように!!
…なんて事は全くなく、一向に音域は伸びませんでした。
まぁ多少音程は良くなったので全く無駄だったとは言いませんが
自分の思うような成果は得られなかったのは確かです。
ボイトレ教室って大体月に3〜4回ぐらいで15000円とか20000円とか
そのぐらいが相場なので決して安くはないですよね。
自分の思うように歌えるようになるのなら全然惜しくないですが
これだけやってこんなもんか…と絶望して僕はそのボイトレ教室を辞めました。
つづく
ミックスボイスで誰でも高音を!!
どうも、ボイトレングスです(^^)
ミックスボイスと言う言葉を聞いた事があるでしょうか?
ミドルボイスと呼ばれる事もあるようです。
ミックスボイスとは簡単に言えば「地声のように聞こえる裏声」、
あるいは「地声のような力強い響きを持った裏声」の事です。
ボイストレーニングに興味のある人なら
ミックスボイスと言う言葉を聞いた事くらいはあると思います
地声で出せる音域には限界があるので、
高い声で歌えるようになる為にはこのミックスボイスを
習得する必要があるわけです
稀にボイトレを受けた事がないのに高音を苦もなく出せてしまう
そういったうらやましい人がいますが、
そういう人は意識せずにミックスボイスが出来ているのではないかと思います。
男性では少ないようですが、女性ではこの天然ミックスの人は
割といるようです。
ミックスボイスはその名の通り地声と裏声の混ざった声なので
地声と裏声のバランスが悪いと上手くミックス出来ません。
僕の場合は今習っているボイストレーニングの先生に出会うまでは
ミックスボイスのミの字も知らなかったので
ただひたすら地声を張り上げて高い声を出そうとしていました。
そのせいか、先生に「地声と裏声のバランスが悪い」
「地声は鍛える余地がないほど強いけど裏声が弱い」
そう言われました。
一見地声は鍛える余地がないほど強いならあとは
裏声を鍛えるだけでいいんだ、と思うかもしれませんが
地声が極端に強くて裏声が極端に弱いと
何のトレーニングもした事のないまっさらな状態の人と比べて
ミックスボイスを習得するまで時間がかかる事が多いそうです
地声と裏声がミックスし辛くなっちゃうって事ですね
僕の場合はかなり極端でしたが、大抵の人は
地声が強くて裏声が弱いパターンに当てはまるそうです。
普段話す声は地声なので、自然と地声は強くなり
裏声は意識して出さないと使われないので弱いままだからでしょうね。
以前の記事で高い声を出せるようになる為には
”裏声を鍛える事”と書きましたが、大抵の人は裏声を鍛える事が
このミックスボイスを習得する第一歩になると思います。
もし地声よりも裏声が強い人は地声を鍛えればいいわけですが
そういう人は高い声が出ないと言う悩みとは
また違った悩み(声に厚みがないとか弱々しいとか)
を抱えているんじゃないでしょうか
ミックスボイスを習得すれば歌う事がもっと楽しくなります
習得までにかかる時間は人それぞれだと思いますが、
喉に病気や異常があったりする人でなければ誰でも習得出来るものなんです。
誰かが出来るって事は、自分にも絶対出来るはずですから(^^)
ではでは、今日はこの辺で
身長が低い人ほど高い声が出しやすい?
どうも、ボイトレングスです(^^)
身長が低い人ほど高い声が出しやすいと言う話を聞いた事がありませんか?
必ずしも当てはまるものではないようですが、
身長が高い人は声帯が長くなる傾向にあり、
身長が低い人はその逆で声帯が短い事が多いようです。
声帯が短いとコントロールが比較的容易で
高い声が出しやすい事が多いそうです。
確かに西川貴教さん、ラルクのhydeさん、GLAYのTERUさん、
ONE OK ROCKのTAKAさん等、高音の得意なヴォーカリストは
身長が若干平均より低めの方が多いのかな?と思います。
B'zの稲葉さんは日本人男性の平均身長ぐらいですね。
でも僕の友達で身長178cmの男性がいて、(平均より高めですね)
その彼は特にボイストレーニング等した事ない一般人ですが
カラオケでも普通にX JAPANの曲とか歌えたりするので
やっぱり必ずしも当てはまるものではないみたいです。
とは言え高い声は正しいトレーニングを行えば誰にでも、
とは言いませんがかなり多くの人が獲得出来るんじゃないかと
僕は思っています(^^)
僕も身長180cmで恐らく声帯が長く
高い声は出しにくいタイプでしたが
トレーニングを続けるうちに高い声も
出せるようになっていきましたから
僕はボイストレーニングって「喉の筋トレ」みたいなものだと思っています。
正しい知識を持って正しい方法で筋トレすれば
全く筋肉がつかない人はいないですよね。
ボイストレーニングも正しい方法、自分に合った方法で行う事で
必ず効果が現れるものだと思います(^^)
トレーニングで自分の思い通りの声が出せるようになったら
それは一生の宝物になるんじゃないでしょうか
ではでは、今日はこの辺で
楽しいリズムトレーニング方法&力み癖とリズム感の関係
どうも、ボイトレングスです(^^)
今日はリズム感について書いてみようと思います
どんなに発声が良くてもリズムがズレていたら
歌って上手く聞こえないですから
歌を上手く聞かせる為にリズム感は非常に重要になって来ます。
リズム感を鍛える為に必要なトレーニング方法は色々ありますが
メトロノームに合わせて手を叩いたりするトレーニングって
正直退屈で楽しくないので僕はあまり好きじゃありません(^^;)
僕の習っているボイストレーニングの先生が
リズムゲームをやるのは楽しくリズム感が鍛えられるから
オススメだよ、と言っていました
実際僕もリズムゲームなら楽しみながらやれるので
これはいいトレーニング方法だな〜と思ってます
ちなみにどうでもいいですが僕は太鼓の達人が好きです(笑)
さて、そしてタイトルに書いた「力み癖とリズム感の関係」ですが…
歌う時(特に高音発生時)に喉を力ませてしまう癖がある人は
リズム感が悪くなりやすいそうです。
喉の力み癖がある人は声を出すのに一生懸命になり過ぎて
他の事を気にする余裕がなくなってリズムが疎かになってしまうんでしょうね。
僕も喉の力み癖があった頃は確かに
歌っていてリズムがズレてしまう事が良くありました
特にサビの高音部分ではその傾向が顕著でしたね。
なのでボイストレーニングで喉の力み癖をなくす事で
余裕を持って声が出せるようになり、その結果
歌のリズムも良くなる事に繋がって来るわけです(^^)
歌の上手い人、発声の良い人は高い声を出している時でも
余裕があるので自由度が高くなるんです。
声を出す事に一生懸命になり過ぎるとそれだけで
いっぱいいっぱいになっちゃいますよね。
歌が上手くなりたくて、喉の力み癖がある人は
早めに改善される事をオススメします
ではでは、今日はこの辺で
ONE OK ROCK TAKAさん
どうも、ボイトレングスです(^^)
今日も僕の好きなアーティストについての記事ですが、
今までとは少し違った視点で書いてみようと思います。
ONE OK ROCK のヴォーカル、TAKAさん
知っている人も多いと思いますが
彼は森進一さんと森昌子さんの長男です。
彼の歌声は素晴らしいですよね
激しくシャウトしてる時もカッコイイですが
曲の中で様々な声を使い分けてメリハリをつける所なんか
まだ若いのに本当に凄いなーと思います
実は僕の知り合いにONE OK ROCKを高校時代から
知ってる人がいるんですが、その人いわく
TAKAさんは昔から別格でいわゆる「天才」だったそうです。
ご両親が歌手と言う事もあり、良い喉を受け継いだんでしょうね。
もちろん彼自身相当な努力をして来たと思いますし
才能だけでここまで登り詰めたわけじゃないと思います。
で、ここからは僕の推論に過ぎないんですが
親が良い声(良い発声)の子供は良い声になりやすいのかなー、
と思うんです。
子供って目の前にいる親のしている行為を見て
その真似をしてそれを繰り返して覚え、育って行きますよね。
親の声を聞いて、親のしゃべり方を真似して
しゃべれるようになっていきますよね。
なので自然と親の良い発声も受け継ぐ事になるのかなー、
って思ったんです
何の医学的根拠もないただの推論ですけどね(^^;)
僕は残念ながら先天的な才能には恵まれなかったので
発声に関してはかなり苦労して来ましたが…
逆に努力して自分を変えて行ける楽しみを得られたのは
考えようによってはラッキーだったのかなと思います
あんなに高い声を出そうとすると声が裏返ったり
少し歌ったぐらいで喉が痛くなっていたのに
昔の自分では考えられないぐらいの声を出せるようになり
歌っている時は本当に幸せを感じます(^^)
苦労して苦労して手に入れたものだから、
僕の歌声は僕だけの宝物と言えるかもしれません
何だか最後は自分の話になっちゃいましたね…(笑)
ではでは、今日もトレーニングに励みたいと思います
試行錯誤が大事!!
どうも、ボイトレングスです(^^)
ボイストレーニングを行うにあたって大事な事の一つとして
「継続する事」があります。
どんなに優れたトレーニング方法でも、
効果が出るにはやはり一定の時間は必要ですからね(^^;)
そして継続する事ともう一つ、
僕は「試行錯誤してみる事」が大事だと思っています。
独学でもボイトレ教室に通うのでも
教わったトレーニング方法や理論の解釈の仕方は人それぞれ。
もしかしたら教える側の意図する事を
一度や二度では理解出来ないかもしれません。
でも一度や二度で正解を導きだせなかったとしても
何度も何度も繰り返しやってみる事が大事です。
(もちろん喉を痛めたりしないよう気をつけながら)
あーでもない、こーでもないと試行錯誤しながら
「これだ!!」と言う手応えを感じられる瞬間を迎えた時は
何物にも代え難い喜びがありますよ(^^)
それがボイストレーニングの醍醐味じゃないかなぁと
僕は思ってたりします
僕も修行中の身なので、毎日試行錯誤してますよ
ではでは、今日はこの辺で
高い声を出すだけなら簡単!?
どうも、ボイトレングスです(^^)
高い声を出せるようになりたい!!と思う人は結構いると思いますが
ただ高い声を出せればいいだけならそれほど難しくないと思います
でも、ただ高いだけの声が出せても
歌が上手くは聞こえないし、人の心を感動させる事も難しいです。
僕もかつてそうだったのですが、裏声を鍛えて行くうちに
高い声自体は出るようになりました。
でもそれは声帯にギュっと力を入れて硬めて出す金属的な高音の
出し方だったんですよね。
高い声は出せるけどキンキンしていて細い声…と言えばいいんでしょうか。
例えて言えば出来損ないのヘヴィメタルシンガーみたいなそんな声でした
この発声の仕方だと、喉に余計な力が入っている為
結構喉にダメージが来やすかったんです
それからヘヴィメタルなんかの超高音の部分は歌えても
ポップスや普通のロックなんかで多用される「A(ラ)」付近の
声が弱々しいと言うかパワーが足りないと言うか…
そんな状態に陥っていました
そして何より、一緒にカラオケに言った友達に
「確かに高い声出るのは凄いけど聞いてて疲れる」
と言われてしまったのがショックでした
そうなんです。
ただ高いだけの声って聞いてて疲れるし、耳障りなんですよね
ボイストレーニングをやっている人でも
この状態に陥っている人って案外いるんじゃないかと
個人的には思っています(^^;)
独学でボイトレやってる人は特に。
どうせなら高いだけの声だけではなく、
パワフルで、豊かな響きがあって、聞いていて感動したり
鳥肌が立つようなそんな高音を出せるようになりたいですよね
どうすればそんな声を出せるようになるか…
と言うのはとても一記事にまとめきれないですし、
僕も偉そうな事は言えないので
豊かな高音を出す為のヒント的な感じで
いずれ少しずつ紹介していけたらと思います(^^)
この記事を見てボイストレーニングに興味を持った人が
一人でもいたら嬉しいです
ではでは、今日はこの辺で
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